プロテインについて
筋トレをしない人が飲んだら太るんでしょ?
と考えている人も多いのではないでしょうか?
結論としてプロテインは正しく飲めば太りません。
プロテインを摂取することで補給できるタンパク質は、筋肉や臓器、皮膚や髪の毛などを作る生きていくうえで必要不可欠な栄養素です。
しかし、意識的に摂取しないと不足しがちな栄養素でもあります。プロテインは日々のタンパク質摂取を手軽にしてくれるので、むしろ積極的に活用すべきです。
私は食事だけで1日に必要なタンパク質量を補うのは難しいと考え、起床後と就寝前、トレーニング後に欠かさずプロテインを摂取しています。結果として、体重が増えるどころか常に体脂肪率1桁を保てています。
- プロテインを飲んでも太らない理由
- プロテインの太らない飲み方
この記事を読むことでプロテインについて理解を深め、痩せ体質へと近づきましょう!
プロテインを飲んでも太らない理由
- 低カロリー低脂質高タンパク質
- 満腹感を得られて食欲が減少する
- 筋肉の原料となるため基礎代謝が上がる
成人は目安として『1日に必要なタンパク質量=体重✖️0.8g』とされており、食事から補おうとすれば、脂質・炭水化物の摂取量も必然的に増加します。
プロテインは1杯(約28グラム)で約20グラムのタンパク質を摂取できるうえ、低カロリーなので摂取しない理由がありません!
ここではタンパク質が太らない理由について深掘りします。
高タンパク質低カロリー低脂肪
代表的なプロテインメーカーであるマイプロテインの提供する、「Impactホエイプロテイン」の栄養素は下記のとおりです。
Impactホエイプロテイン 1杯(25g)の栄養素
カロリー | 103kcal |
タンパク質 | 21g |
脂質 | 1.9g |
炭水化物 | 1g |
プロテイン一杯のタンパク質量は、ゆで卵なら4~5個分に相当します。
ゆで卵4~5個のカロリーは600~750kcalほどになり、プロテインが高タンパク低カロリーの優良栄養食品なのが見てとれます。
満腹感を得られて食欲が抑えられる
タンパク質を摂取すると、コレシストキニンという消化酵素が分泌され食欲が抑えられます。
コレシストキニンは脳内の食欲中枢に働きかけ、食欲抑制の作用をもたらすことが明らかになっています。
小腹が空いた時や完食などでプロテインを活用しましょう!
筋肉の原料となるため基礎代謝が上がる
筋肉が増強することで基礎代謝が向上します。
筋肉の材料はタンパク質が主成分です。
たんぱく質は体内でアミノ酸に分解され、血流により運ばれ筋肉を合成していきます。
プロテインを飲むことで筋肉を効率的に合成させて、体脂肪を燃焼させましょう!
プロテインの太らない飲み方
- 1日のカロリー摂取量を守る
- 1度に多量を摂取しない
- 牛乳ではなく水で割る
高タンパク質低カロリーなプロテインですが、摂取量を守らなければ太る原因にもなります。
プロテインはあくまでも、食事で取りきれないタンパク質を補う栄養補助食品です。
1日に必要なカロリーと、1度に吸収できるタンパク質量を把握して有効的に活用しましょう!
1日のカロリー摂取量を守る
太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回っているからです。
ダイエットには『摂取カロリー<消費カロリー』の原則があります。
単純なことに思えますが、カロリーの原則を守ることが太らない大前提です。
1日に消費カロリーは下記の計算で求めることができます。
食事のカロリーを考慮して適切なカロリー摂取を心がけましょう!
1度に多量を摂取しない
体内で1度に吸収できるタンパク質量は約20gです。
- 尿として体外に排出される
- 消化吸収の過程で肝臓や腎臓に負担をかける
- 腸内環境が乱れ、消化不良を起こすことで体脂肪が増える原因になる
せっかくのタンパク質も体に悪影響がでては本末転倒ですよね。
1日に必要なタンパク質量は時間を分けて効率的に摂取しましょう!
牛乳ではなく水で割る
プロテインパウダーを割るときに太らない飲み方を意識するなら、牛乳ではなく水割りがオススメです。
牛乳と水それぞれにメリットデメリットはありますが、カロリー面では0カロリーの水がよいでしょう。
プロテインを作る際に必要な水分量が200ccとした場合、牛乳(200cc)だと約126kcalが含まれます。マイプロテインのImpactホエイプロテイン1杯(25g)で約103kcalですので、牛乳で割ることで単純に倍以上のカロリーになります。
- 吸収が緩やかになる
- 他の栄養素が補給できる
- 飲みやすくなる
- カロリーが水割りの倍以上になる
まとめ
- プロテインを飲んでも太らない理由
- プロテインの太らない飲み方
本記事の内容から、プロテインは適正量を守って摂取すれば太ることはなく、むしろダイエット効果が期待できると明らかになりました。
また、不足しがちなタンパク質を補うために、筋トレをしない人でも活用する効果は高いといえます。
プロテインを正しく摂取して理想の体型へと近づきましょう!
参考文献
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